うどん県でそばを作り続ける香川県綾川町の「綾川そば」がとってもおいしい

香川県は本当にうどんが好き

香川県と聞いて浮かぶのは…やっぱり「うどん」です。香川県には、うどんをゆで過ぎで夏場断水がおこったり、蛇口をひねるとうどんのだしが出る。などまことしやかな都市伝説があるほど。最近では、「うどん県」に改名するなどうどんを愛して止まない県民性は広く知られたところです。実際にうどん消費量は、2位の前橋市の2倍近くあり、驚きですよね。


うどん県の中でそば作りに熱心な町

香川県綾川町

そんな香川県で、町をあげて「そば」を作っているのが綾川町です。取組を始めたころの綾川町では、兼業農家の増加と高齢化の進行から、使われない農地が問題になっていました。そこで、年々増加する使われない農地の解消を目指して、町として新しい特産物の生産へ挑戦しました。2008年には0.9ヘクタールだったそばの農地が18ヘクタールと、ここ数年で大きく生産を伸ばしています。
いわゆる耕作放棄地の問題を考える際には綾川町の取組の秀逸さは際立っています。


うどん発祥の地で生まれた「綾川そば」

綾川そば

綾川町で作られたそばは綾川そばと呼ばれ、そば粉4割につなぎの小麦粉が6割の少しうどんに近いのが特徴のそばです。農薬を使用せずに作られたそば粉で作られた「綾川そば」は、町の人にも浸透。最近では年越しの際に、そばを手打ちして迎える人も増えているそうです。うどん県では画期的なことです。
うどん発祥の地ともいわれる綾川町が本気で作った「綾川そば」、一度味わってみてはいかがですか?
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